シロヤシオが咲く三方倉山
5月9日
三方倉山 971m
三方倉山 971m
三方倉山は、秋保ビジターセンターのうしろに三角形の端正な美しい山容。
登山の前に、二口山塊のシンボルと言える磐司岩を見に行く。
青い空と新緑の中に黒い岩壁に映える。
青い空と新緑の中に黒い岩壁に映える。
本流(名取川)にかかるコンクリートの橋を渡り、下流へ少し行くと右手に自然歩道コースがある。
ブナ平コースから登り、下山はシロヤシオコースへのルートを選んだ。
分岐には、朝日に照らされヤマツツジが輝いていた。
サワハコベ
ラショウモンカズラ
お目当てのシロヤシオが登場!
よく見ると花びらが少し傷んでいるのが目に付く。
登山道の真ん中に現れた、ネジネジのブナ。
太いように見えますがそうでもない。
太いように見えますがそうでもない。
今回は、トウゴクミツバツツジは引き立て役。
上品なシロヤシオとウグイスの鳴き声が、ロマンチックな風景に変えてくれます。
シュッとしたブナ。
空、一面に広がるピカピカの新緑♪
三方倉山の巨木ブナ
見上げると更に迫力が感じられる。
おっセミの抜け殻が・・・早くないでしょうか。
ブナ林にアカゲラのドラミングが響き渡る。
「柱状節理」
柱状節理とは、熔岩などの流動体が冷却すると表面に核が形成され、これを中心に固化が始まる。
表面の状態がどこも同じであれば、等距離の点に核ができて固化が始まり体積が収縮するため、
表面には蜂の巣に似た六角に近い形のひび割れが形成される。
さらに表面から直角に内部に向かって固化し体積が減少するため、
六角柱のような岩石柱の集合が形成される。
ここから岩壁を登る急高が始まる。
いい所につかまりやすい根があり有難い。
いい所につかまりやすい根があり有難い。
目線が低くなると、今まで気が付かなかった花が見えてくる。
山頂直下にも見られるシロヤシオ。
ミヤマシキミ
見渡す限りでは、いい状態のカタクリはこれが最後の一輪かもしれない。
イワウチワも頑張って咲いているねぇ。
中には、これから開くイワウチワも。
山頂到着
休憩しようと思ったが虫が纏わりつき下山。
今日、一番の楽しみなコース。
シロヤシオロード
おや?蕾。
ここにもイワウチワ
でもほとんどが終わっていた。
かなり下がってきたが、シロヤシオの姿は見当たらない。
小さいつづら折りの道を下るとシラネアオイがあちこちに見られる。
キリッとした姿が目に留まった。
蕾の多いシロヤシオが、ここだけ咲いていた。
中腹まで下ると北側の展望が開けて、大東岳が一望できた。
エリマキトカゲぽく、可愛らしい。
チゴユリ
スギの植林地になると二口自然歩道に出合う。
分岐
姉滝にはここから行けません。
林道から行ってください。
二口自然歩道を歩く。
ラショウモンカズラ
ユキザサ
フデリンドウ
ホウチャクソウが風に揺れる。
ヤマツヅジが見えるとブナ平の分岐
出発する時には気が付かなかったコンクリートの橋の上にもシロヤシオが多く咲いていた。
おしまい
おしまい