絶滅危惧種 ヒナノキンチャク
9月15日
あぶくま洞の敷地や周辺の石灰岩地には、全国でも希少な植物や県内で絶滅が危惧されているヒナノキンチャク、ヒキヨモギ、ヤナギタンポポなどの草地生植物が生育しています。
石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする鉱物であるため、石灰岩地はカルシウムイオンが多い貧栄養の土壌となり、このような条件に耐えられる特殊な植物の生育が見られます。
ヒナノキンチャクは7~15㎝程度の小さな植物で、名前は果実が巾着に似ていたことに由来します。
夏から秋にピンク色の小さな花を咲かせます。
全国的にも生育地が20ヶ所程度しかない珍しい植物で、国の絶滅危惧種に指定されています。
あぶくま洞は数千個体が生育する、日本最大の生育地です。
ヒキヨモギ
福島県の絶滅危惧種に指定されています
ヤナギタンポポ
福島県の絶滅危惧種に指定されています
クサボタン
大滝根山の中腹にある仙台平展望台
併設されているグライダー離陸場からの景色も絶景です。
ツリガネニンジン
グリーンパーク都路のキバナコスモス
グリーンパーク都路の赤そば畑
田村市常葉町に整備が進んでいる、東部産業団地。ここの造成中に想定外の巨石が出現した。
巨岩は高さ17㍍、横30㍍、奥行き22㍍と推測され、奈良の大仏の台座を含めた高さ(18㍍)に匹敵するという。
おしまい
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