3000m峰を結ぶロングトレイルⅠ
8月18日 ~初日~
北岳山荘 極上幕営地
8月17日 ~前日~
甲府市のB級グルメ鳥もつ煮でスタミナをつけて明日に備えます。
一年間、温めてきた北アルプスの計画(新穂高登山口から鷲羽岳のピストン)が
「16日正午頃、岐阜県高山市の北アルプスで登山をしていた男性2人と女性1人が大雨によって増水した谷川に流され、
行方が分からなくなった」のニュースが流れた。
槍を見ながら歩きたかったが天気も悪い予報なので断念し、
前から気になっていた日本2番目に高い山から富士山を見てみたいと思い急遽、北岳に変更しました。
コース
8月18日
広河原まで一般車乗り入れ禁止なので、奈良田で車中泊し
奈良田から広河原までバスを利用する。(運賃1,030円+利用者協力金100円)
【広河原のバス停】
ちょっと雨が降ってきた。
広河原山荘で登山届けを出す。
ここから南アルプス一の縦走路の始まりである。
登山口から北岳まで標高差1683mは体力勝負のコースだ。
急傾斜の樹林帯はひたすら高度稼ぐことに専念する。
高山植物で癒される。
レンゲショウマ
カニコウモリ
冷たい沢の水はありがたい。
白根御池小屋に着く。
水が豊富な白根御池のテント場。
【草すべり】
見るからに急傾斜の登りがよくわかる
ミヤマハナシノブ
お花畑が続く。
振り返ると
タカネグンナイフウロ
タカネナデシコ
小太郎尾根に出る。
展望が一気に開け、甲斐駒ヶ岳と仙丈岳を眺めながら一休み。
これを登り切れば北岳肩ノ小屋に着く。
タカネツメクサ
到着3000mだよ。
テント場のお花畑
花の競演が素晴らしく、ここで一泊してみたい。
標高3000mを超えるテント場は日本に2つしかない。
槍ヶ岳山荘とこの北岳肩ノ小屋。北岳肩ノ小屋から富士山の眺めがすばらしいはずだが、
まだ、お目にかかっていない。
バッジを購入し、先の行程が長いので北岳を目指す。
日本アルプスと大雪山に分布するタカネシオガマ
ハクサンイチゲの種
北岳山頂直下は険しい岩場が続く。山頂はもうすぐだ。
日本で№2に高い場所。残念ながらここからは№1は見えなかった。
山頂の岩場に綺麗に咲く白い花。
こ・これはキタダケソウ?・・・ではなくシロバナタカネビランジでした。
山頂を後にし北岳山荘を目指す途中、猿が群れでいました、中に子猿も。 雷鳥いないかなぁ
ガスで何も見えないと時間が長く感じます。
あと20分でお疲れ様ビール
生ビールが見えてきましたテンション 北岳山荘
いや~疲れましたヘトヘトです。
さてマイホームは何処に建てようかなぁ
みんな一点を見つめて歓声を上げています。
その先には待ちに待った富士山の姿が。
うしろが北岳山荘。 その手前に我家。
生ビールと考えていましたが、強風で寒いダウンがないと外に出られません。(缶ビールは飲んだけど)
テントの夏の扉を開くと・・・来て良かったーーーー。
サンセットは楽しめませんでした。
フジと星空と寝ます。
強風でテントが煽られる。何度も起こされる。
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